さまざまな国籍の社員が語る、
日立ジョンソンコントロールズ空調
の魅力
Profile
C.L.
情報システム本部
2017年入社
インフラ系のITエンジニア。ネットワークやサーバー、ストレージなどの設計と構築、プロジェクトマネジメントなどを担当。また、予実管理、購買管理、資産管理、ベンダーマネジメント、トラブルシューティングや社内ITトレーニングのサポートにも幅広く関わる。
M.L.
研究開発
2019年入社
エアコンの核心的な部品である、熱交換器の性能や信頼性を向上させるための研究に従事。チームワークを重視しながら、お客様に新しい価値を届けられる技術の開発に取り組んでいる。
S.L.
品質保証
2020年入社
製品の品質管理をグローバルに手がける。開発中の製品に対する品質の継続的な監視や、出荷前の品質監査、グローバルな品質基準の作成などを行っている。
バックグラウンドの違いを、あたりまえに受け入れる。
日立ジョンソンコントロールズ空調を志望し、
入社を決めたのはなぜですか?
C.L.高い技術力を持ち、グローバルに事業展開している日本のメーカーに入りたいと思っていました。いくつかのメーカーを受けましたが、第一志望はずっと変わらず当社のまま。理由のひとつは、環境が非常にグローバルであること。前身の1社が米国のジョンソンコントロールズですから、公用語に近い形で英語が通じ、さまざまな国籍の社員が活躍しています。そしてもうひとつは、私自身が日立のファンだったこと。実家のエアコンが日立製なのですが、真夏でもすごく快適。その技術力の高さに感心していました。
M.L.もともと空調業界に興味がありました。父が韓国の空調業界で働いていたのと、大学院で関連する技術を学び、面白さを感じていたからです。当社が特に魅力的だったのは、「凍結洗浄」をはじめとする独自技術をいくつも保有していること。それに、面接が進むうちに人を大切にする社風も伝わってきました。じつは父に内定を報告した時、「日立」以上に「ジョンソンコントロールズ」という社名に反応したんです。特に制御技術については世界的に有名なようで、「いい会社だよ!」と。
S.L.私は日本のメーカーとIT関連を中心に就職活動していました。でも、空調業界にはほとんど注目していなくて。それが変わったのは、たまたま就職活動中のイベントで当社の説明を聞き、興味が芽生えたから。社員の優しさに、M.L.さんと同じく人を大切にする社風を感じました。もちろん、会社の価値観やビジョンをチェックして、将来性があると思えたのも入社を決めた理由です。
実際に入社してみて、どんなところがグローバルでしたか?
C.L.私は本社勤務ですが、やっぱり社員のバックグラウンドが多様ですね。もちろん文化の違いはあるのですが、お互いを理解し、協力し合うことを大切にしている。異文化コミュニケーションのスキルはすごく磨かれると思います。また、社員がみんな優しくて、さまざまな文化をごくあたりまえに受け入れている印象ですね。
M.L.そう、「会社にいる外国籍の人」ではなく、同じ会社の一員として受け入れられ、自然に溶け込めますよね。差別なんてまったくない。お互いの国について気軽に話し合うこともよくあります。最新のニュースだったり、学校生活の違いだったり。先日は、同期を新大久保に連れていって韓国料理を紹介してあげました。業務においても海外拠点と連携することが多いのですが、それぞれの海外事情を聞くことができて勉強になります。
S.L.私が勤務している清水事業所は、本社に比べるとモノづくりの工場としてのカラーがちょっと濃いかもしれません。高い技術力を活かし、いい製品を世の中に送り出すことに強いプライドがある。一方で、開発手法はジョンソンコントロールズのものがベース。それぞれのよさを組み合わせた、とてもいい環境だと思います。同じことが社員同士のチームワークにも言えますね。共通の課題に対して、国籍を超えた議論を重ね、解決策を見出していく。さまざまな考え方が行き交うのが刺激的で、学びも多いです。
不安を払拭する、さまざまな研修やイベント。
国籍を問わず、働きやすい会社ですか?
C.L. そう思います。外国籍であっても問題なく業務に取り組めるよう、サポートが徹底しています。入社にあたって私がいちばん心配だったのは、日本語でのコミュニケーション。英語を使う場面が多いとは聞いていたものの、やはり日本語は避けて通れないだろうと。そんな私を気遣って、上司や同僚は意識的に英語を交えながらコミュニケーションを取ってくれました。
S.L.私も日本語にはぜんぜん自信がなくて。でも、内定後にビジネス日本語研修や英語研修を案内してもらえたおかげで、少し気が楽になりましたね。まだ入社してもいないのに、ここまで親身に考えてくれるのかと驚いたのを覚えています。
M.L.学校で日本語を学んだこともあって、意思疎通には不自由しないだろうと思っていました。ただ、日常会話で使う日本語と、例えば報告書に書く日本語は別物でした(笑)。少し戸惑ったものの、先輩たちが丁寧に添削してくれたおかげで、大きな壁にはなリませんでしたね。
C.L. 異文化交流を促進するためのイベントや研修も豊富です。例えば「DE&I (Diversity, Equity & Inclusion) フォーラムミーティング」。これが全社規模で開催されるほか、IT部門でも定期的に開かれています。ダイバーシティについて学んだり、情報交換したりする機会は非常に多いですね。加えて、キャリアやライフイベントについてディスカッションできる女性向けのイベントもあります。
S.L.私も清水事業所でそういったイベントに参加しました。メールの書き方のような、とても基本的なことについても気軽にアドバイスがもらえたのがよかったです。それから、キャリアアップを支援するためのプログラムも充実しています。上司との定期的な面談を通じて、自分自身が設定した目標の達成状況に対する評価やアドバイス、キャリアプランへのサポートを受けることができます。ビザや居住許可についてのサポートもありがたいですね。
C.L. 国籍や性別に関係なく、実力を正しく評価してもらえるのもうれしいですね。
多言語コミュニケーションの橋渡し役に。
自分のスキルをどのように活かしていますか?
C.L.日本語、英語、中国語のトライリンガルな環境で仕事をしているので、その意思疎通のサポートとして私の語学力が役立っていると思います。グローバルなプロジェクトに携わる際には、資料や技術文書の翻訳も行っています。例えば、新たなITシステムを海外拠点に導入する場合。海外拠点側の担当者がITに詳しくないこともあるため、現地の言葉で、しかも専門用語を噛み砕いてわかりやすく伝えています。
S.L.私も国際的なコミュニケーションに貢献できているかなと思います。業務上、中国やスペインの品質部門とやりとりをすることが多いのですが、その時には通訳をつとめたり、資料作成を任されたり。
M.L.同じく、言語面でのメリットを感じています。特に情報収集。研究にあたっては文献調査がとても大切ですが、日本語、英語、韓国語の3か国語が使える分、検索できる文献の量も自然と多くなります。それに、空調事情は国によってけっこう違いがあります。例えば、日本では壁掛け式のルームエアコンが当たり前ですが、韓国ではスタンド式が主流。また、エアコン以上に床暖房がスタンダードであるという違いもあります。グローバルに事業を展開している会社だからこそ、さまざまな市場を知っていることはプラスになると思いますね。
これからの目標を教えてください。
C.L.さらに高度な技術や知識を身につけていきたいですね。ITは進歩が非常に速く、常に学び続ける必要があります。将来的には、より大規模なプロジェクトに参加し、磨いたスキルを活かして成果を上げたい。また、リーダーシップの面でも成長し、チームを率いる立場になることもめざしています。これらの目標に向かって、努力を重ねていきたいと思っています。
M.L.当社がさらにグローバルに活躍できるよう、貢献したいと思います。そのために必要なのは、さまざまな国籍の社員が入社しやすく、働きやすい職場環境です。そんな職場づくりに力を入れていきたいですね。
S.L.たくさんの知識やスキルを吸収し、自分の専門性を高めたいです。特に新製品開発において、品質保証の役割を通じてイノベーションを促進し、お客様に届ける価値の向上に貢献したい。また、言語や文化の壁を乗り越える、円滑なコミュニケーション能力も磨き続けたいと思います。